#13「紫外線を防いで、色白美人になる秘訣を教えて下さい!!」
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そもそも「日焼け」って何?
平林:日頃、紫外線対策をしていますか?
加藤:私は、日傘とUVカットのクリームは塗っています。ちなみに、日傘はこれです。(持参した日傘を見せる)
平林:きちんと気を配られていますね! 日差しが強いときに日傘を差す、という感じですか?
加藤:紫外線って、日差しが照っていなくてもあると思うので、夏は、基本的にいつも差すようにしています。
平林:それでは、まずは「日焼けってどういうことだろう?」とか「紫外線って何だろう?」といった疑問を考えてみましょうか。
加藤:「日焼け」というと、紫外線が肌にあたって細胞が崩れちゃうことでしょうか? あと、メラニン色素って言葉もよく聞きますから、メラニン色素が日焼けと関係しているのでしょうか?
メラニンとは・・・
皮膚が日光に当たることで生成される色素で、紫外線から細胞や皮膚を守る働きがある。また、メラニンの量で肌の色も決定される。
平林:はい、そうですね。「日焼け」といっても2つあって、ひとつは皮膚中の毛細血管が炎症を起こして一種の軽い火傷のようになる「日焼け」ですね。これは、日を浴びてから、数時間から2日くらいの間になるものです。そして、もうひとつは、1日・2日程度経ってから皮膚が黒くなる「日焼け」です。ひとことで「日焼け」といっても、こんな2種類の日焼けがあります。
加藤:メラニン色素が関係するのは“皮膚が黒くなる”方の「日焼け」ですね。
平林:そういうことです。
「紫外線の強さ」はどうやって決まる?
平林:それでは、「紫外線」って何でしょうか?
加藤:波長が短い光です。
平林:そうですね。人が目で見ることができる一番波長が短い光は“紫色”に見えますが、それよりもっと波長が短くて、人の目には見えない光が紫外線ですね。紫のさらに外にあるということで、紫外線はウルトラ・ヴァイオレット(UV)と呼ばれます。
加藤:「ウルトラ=超」な「ヴァイオレット=紫」ということですね。
平林:はい、超人=ウルトラマンと同じ具合の名前ですね・・・古い例えですが。そのUVには、UVAからUVCまであって、一番波長が長いのがUVA、一番短いのがUVCと呼ばれます。ちなみに、皮膚の色が黒くなる方の「日焼け」はUVAが引き起こすんですね。
加藤:紫外線が強い・弱いという言葉を聞きますが、「紫外線の強さ」というのは、どういう風に決められているんですか?
平林:天気予報の日焼け情報などの中で、UVインデックスという言葉を聞いたことがありませんか。
UVインデックスとは・・・
紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化した物。
加藤:あっ、見たことがあります!
平林:ひとことで紫外線(UV)と言っても、UVAからUVCまで人への影響はそれぞれ違うわけです。そんな色々な紫外線がどれだけ地表に注いでいるかということを加味して、それらが人に与える影響はどのくらいか、ということを全部足し合わせたものがUVインデックスなんです。
加藤:つまりは、紫外線が人間の体に悪さをする量の目安ですね。